しょう来のゆめ

過去にミクシーで書いたものの再掲（若干編集済）。


「飲みながらMtGできる店って無いのかなぁ」とつぶやくと、友人O君が「じゃあお前が作ればいいじゃん」という前置きのあとに「お前は店主やってるイメージあるよ」と言われ「へへ、そうかなぁ(*´∀｀)」と実際に照れたワケではないがマンザラでもなく、今日は一日中それを妄想したりしていた。

シュミの店ってのはちょっとイヤな事をやればあとは一日中好きな音楽流したりしてサイコーじゃんという勝手なイメージを抱いており、そりゃサイコーは結構なんだけどじゃあなんでみんなやらないのかといえばやっぱりそれなりの理由があるのである。
今のバイト場の店長は僕が高校時代に入り浸っていたカードショップの店長だったという奇妙な縁があって、「あの」と単刀直入に「儲かるんですか？」と訊けばヤハリのところ「儲からねーよ」と返ってくる。そーだよね。ましてカードゲームともなると。

「カードショップで儲かるにはな――」
といって話されたのはちょっとビックリする内容だった。
まず新しいカードセットが発売される場合、そこから流行するカードを予想し、それを早めに安く仕入れ、高く売る、というのはまぁ言われるまでもないが、流行を自分たちで作ってしまうという事もあるそうだ。つまり、単純に言えば店主が『A』というカードを使ってトーナメントに勝ち続け、そして「『A』は強いカードだ！！俺も勝つためにあれを買わねば！！」とプレイヤーの需要をアップさせる事によって値段を上げてしまうのだ。
なんでもこの『流行を作る人』には実際いくつかの派閥があるそうで、なんだかフリーメーソンの陰謀論でも聞いてる気分であった。
「まぁファッションと同じだよ」

現実的なところでは立地条件や家賃コーネツヒ云々があるが、それらを抑えられてもネットショップだったらやらん方がマシである。やっぱり対面の接客がしたい。
もしBARと兼業（ヨタ話だと思ってほしい）するのであればジャンルからして店への入り口を狭めるわけであって（例えば学生は入れない）、どういう客層を狙ってるのかといった事を徹底的に絞らなければならないだろう、との事。

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http://79722.diarynote.jp/200711080511150000/

あちこちのカードゲーム屋に出向くたびに見かける、シュミの店にありがちな笑顔レスの接客や、気のない字で書かれたポップ等に「こんなやったら僕がやった方がマシだわ(`Д´)」とヤキモキする事はしょっちゅうあるが、どうやらそーゆー問題では無さそうである。